女性の働き方を考える

先日、日本経済新聞で「中国で働く女性」という記事を見つけました。

中国系企業の特長は「やる、やらないの決断がとても速い」ことだといいます。

「誰にどういった決定権があるのかが明確」で、日本企業のように役職が下の人から上の人へ順番に許可を取るとか、会議で全体が同意する雰囲気に持っていく必要はないとのことでした。
中国人はとても合理的で前例を気にしない上、資料の体裁や許可を取る際の気配りよりも結果を重視するとのことです。

上司からの細かい指示はなく、実現方法は個人の裁量に任せられ、頑張る人は登用されるのも速くどんどん自己主張や議論をし、自分が望むキャリアを作っていくのが当たり前の環境です。

又、中国では女性が働きやすく、仕事のスピード感がある為、時短勤務でも仕事を回しやすいという意見もありました。まず実行してから修正する。間違いや失敗が悪いこととの認識は薄いのが中国企業です。

家族を大事にする文化もあり、子供が理由で急に休んでも全く嫌な顔はされないとのこと。
中国では子供を両親に預けて早期に職場復帰する女性が多いといい、日本では母親ばかりが育児に追われることに中国の人からは驚かれることもあるそうです。

もちろん中国企業もいいことばかりではないですが、日本の企業が中国の企業から学ぶこともあるのではないでしょうか。