キャリアアップ助成金の正社員化コースの賃金5%以上の増額要件とは

キャリアアップ助成金

キャリアアップ助成金の正社員化コースには賃金総額を5%以上増額しないといけないという要件があります。

この支給要件は平成30年4月1日に追加されました。(今後さらに変更になる可能性があります。)
正規雇用等へ転換した際、転換前の6か月と転換後の6か月の賃金総額(※)を比較して、5%以上増額していることが必要になります。※賞与や諸手当を含む総額。

ただしこの賃金総額に含むことができないものが結構ある為、注意してください。

 

賃金総額に含むことができないもの

・通勤手当
・住宅手当(家賃等を補填するもの)
・時間外労働手当
・休日手当
・固定残業代
・歩合給
・皆勤手当
  等

既に上記のいずれかの手当を支払っている会社さんがほとんどです。例えば正社員として賃金総額を5%増やすために残業を増やすといったことは通用しない為、充分注意してください。

 

又、有期契約は3年以下の方の正社員への転換が対象となります。
3年を超えて有期契約で働いている方を正社員に転換しても助成金の支給対象にならない為併せて注意願います。

 

 

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