2022年 雇用保険料率が2段階で引き上げへ

新型コロナウイルス禍で雇用保険の財源が不足することから、政府は、2022.2.1に雇用保険料の引き上げを柱とする雇用保険法などの改正案を閣議決定しています。

現状では賃金の計0.9%を会社と従業員で負担する保険料率が、4月と10月の2回引き上げられます。

※現在の雇用保険料の割合は、失業手当などの「失業等給付」で(保険料率は労使折半で計0.2%)、「育児休業給付」で(同0.4%)、各種助成金などの「雇用保険2事業」で(企業のみ0.3%)の計0.9%=9/1,000となっています。

労使合計で、4~9月は0.95%、10月からは1.35%になる予定です。

上記の内、労働者負担は9月までは現在と同じ0・3%ですが、10月以降は0・5%に上がる予定です。。