中小企業の人手不足

失業給付

大阪シティ信用金庫が大阪府の中小企業の人手不足の実態と今後の対応策についての調査結果を公表しました。

人手が不足していると回答した企業の割合は、35.3%。
原因で一番多かったのが54.5%で「仕事量の増加」、次に「退職による欠員」が35.5%でした。
人手を維持・確保するために今後考えている経営施策を聞くと(複数回答)、多い順に「労働時間の短縮など労働環境を改善する」41.6%、「賃金を引き上げる」32.3%となり、雇用条件の改善に関する項目が上位に。

「人材の育成・スキルアップを図る」27.7%、「募集方法を拡充する」25.3%、「業務の省力化・効率化」21.3%といった生産性向上に向けた取組みも目立つとのことです。

人材の維持・確保には労働者が働きやすい環境を作ることが大事です。
無駄な残業を減らす。有給休暇の取得を促進する。新たな休暇制度を取り入れる等色々対策は考えられます。
労働者が長く働きたいと思う会社でなければ長く経営できない時代になってきたと言えるでしょう。